沖縄でコーヒーを楽しむための試行錯誤

 私は沖縄在住なのですが、沖縄でコーヒーを楽しもうとすると色々と苦労することがあります。


 コーヒー豆のショップはまあ普通にあるのですが、グアテマラならSHBとか、ブラジルならNo2とかのグレードまでしかおいてない事が大半で、各農園のプレミアムラインを置いてあるところは少ないという事(少なくとも私の周囲では見た事が無い)。
 かと言って、通販を頼ろうにも送料の問題があり、送料が無料になるラインを超えようとするとそれなりの量を頼まなければならなくなります。
 基本的に焙煎後の豆は二週間程度が風味を保てる限度と言われており、送料無料で頼まなければならない量を二週間で消費するのはかなりきつい。


 こういった諸々を解決するためには、生豆を購入し自分で焙煎をするという手段しか残りませんでした。
 生豆の状態ならかなり長期間保存がきき、自分で焙煎する訳ですから調整も自在。そして各農園のプレミアムラインとか、COE豆とかも充分現実的に購入が可能です。
 まあ、特に焙煎機の導入コストが決して安くは無いですし、自分で焙煎する手間も必要になりますが、それでもこれ以外の方法は問題点が多く、個人的には現実的ではありませんでした。
 私が使用しているのはBehmorというメーカーの焙煎期で、購入してからもう少しで6年ほどになりますが、一度も故障することなくしっかりと動いています。
 それを考えると、焙煎する手間さえ許容できるならば、金銭的な元は充分取れると思います(生豆を買う方が圧倒的に安いので)
 豆の購入については生豆本舗さんを利用しています。
 取り扱う豆の種類、価格、送料無料ラインの使いやすさ等総合的に考えると、ここが一番使いやすかったです。

 

 近所に良い豆のお店が無い、焙煎豆の通販利用は地理的に厳しいというような方は、こういう方法もある(そして意外と現実的)というお話でした。